対物賠償保険、対人賠償保険の限度額はどのように設定したら良いか説明致します。

自動車事故によって、歩行者、同乗者、または他の車に乗っている他人を死亡、負傷させてしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険から支払われる保険金額をオーバーした分について保険金が支払われる保険で、任意保険の中でも最も重要な保険といえます。
補償金額は限度額の上限を決めたものもありますが、最近の賠償金額がどんどん高額化していることから補償限度額は「無制限」にすることを強くおすすめします。

※ここでいう「他人」は被保険者以外の人のことで、基本的に、契約者の配偶者や子供、同居の親族は被保険者となります。

自賠責保険では保障されなかった、自動車事故によって他人の自動車や建物などの「他人の財物」に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に、補償される保険です。
たとえば、家の車庫に車を入れる際に、隣の家の塀を破損してしまい修理代を請求された時に、修理代が支払われる保険です。
対物賠償保険も対人賠償保険と同じように、最近は倍賞金額がどんどん高額化しており、補償限度額もやはり対人と同じように「無制限」にすることをおすすめします。
また、対物賠償保険では、財物だけではなく、お店の休業損害やタクシーの運転手などの休業補償などの間接的な損害にも支払われます。

※ここでいう「他人」は被保険者以外の人のことで、基本的に、契約者の配偶者や子供、同居の親族は被保険者となります。